■自分がすごい人でなくてもよい
■自分がすごい人でなくてもよい
「自分がすごくないから職場の人間関係が良くない」は間違い
「こんな自分なんかほとんどの人は相手にしてくれないだろうなあ・・」
と思っていませんか?
実はそれは大きな勘違いです。
多くの人が陥る間違い
「すごい人だから良い人間関係を築くことができる」
「だから自分ももっと努力してすごい人にならないと」
と多くの人が考えていますが、これは大きな間違いです。
人間関係を良くしようと思って自分の知識を増やしたり
仕事で成果を挙げて人に認められようとしたりしていませんか?
そうしていると少しは改善されるかもしれませんが
努力量が非常に大きくなり、すぐに続けられなくなっていきます。
自分を向上させる必要はない
職場の人間関係を改善したいと思ってはいるけれど
日々の仕事に追われて勉強する余裕がない
努力はしているが中々結果が出ない
これ以上努力する余力が残っていない
という理由で悩み、多くの人があきらめてしまっています。
しかし実は、職場の人間関係を改善するためには
自分を向上させる必要はありません。
労力をかけなくても人間関係を良くすることはできるのです。
人間関係を構築する上で重要な要素
すごい人が良い人間関係を築けるわけではありません。
では何が重要なのでしょうか?
自分を認めてくれる人に好感をもつ
人間は「自分を認めてくれる人」に好感をもちます。
自分がすごい必要はなく、相手を認めることができる人が
良い人間関係を築くことができるのです。
すごい人に認められたほうが
より「自分が認められた」という感覚になり効果が高いので
「すごい人が良い人間関係を築ける」という誤解を招くのですが
本質的には「自分がすごいかどうか」は関係ありません。
自分を向上させるのではなく相手を認める
そのため、人間関係を良くするためには
自分を向上させるのではなく相手を認めることを意識しましょう。
相手の話をしっかり聴いて、
肯定的な返答をするというイメージです。
そのとき「今の自分のままでも人間関係が改善できる」
ということを併せて意識すると効果的です。
これにより自分や相手の心理的安全性を確保することにもつながります。
すごい自分でなくても職場の人間関係を良くする方法
すごい自分でなくても職場の人間関係を良くするために
どうすれば良いか具体的に紹介していきます。
意識して「ありがとう」を伝える
会社での会話の中で「ありがとう」を言うよう心がけましょう。
「○○してくれてありがとう」
「この前の○○のおかげで助かりました。ありがとう」というように
何かしてもらったら「ありがとう」を返すよう心がけます。
「ありがとう」がいいづらい場合には
「○○してくれたおかげで□□ができました。」というように
相手の仕事が具体的にどんな成果につながったのかを
意識してこまめに伝えるようにしましょう。
そうすれば相手は
「自分のことを認めてくれているなあ」と感じるようになります。
相手に話題を作ってもらう
会話をする上で話題を見つけることができなくても大丈夫です。
相手に話題を作ってもらえばOKです。
「この前の○○、どうですか?」
「○○の件どう考えていますか?」
というように相手に話してもらいましょう。
自分がすごいことが言えなくても
自分に知識がなくて話題を見つけられなくても
しゃべり下手でも大丈夫です。
相手にどんどん話してもらうことを心がけましょう。
相手に教えてもらう
自分に自信がないと
「こんなことも分からないのかと思われたらどうしよう」と
不安になってしまうものです。
しかし不安に思う必要はありません。
分からないことは相手にどんどん教えてもらいましょう。
相手の都合にさえ配慮すれば
自分の知識を人に教えることは嬉しいものです。
質問された相手は
「自分の話を聴いてくれた。」
「自分が他人の役に立てた。」と感じます。
どんどん質問して教えてもらいましょう。
まとめ
このようにすごい人が良い人間関係を築けるわけではありません。
相手を認めることが人間関係のポイントです。
自分をレベルアップさせることではなく
相手に話してもらうこと
相手に教えてもらうこと
相手を認めること
相手を活き活きとさせること
を意識しましょう。
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